出版賞
- 「日本数学会出版賞について」(「数学通信」9巻2号、「会報」114号)
- 2011 年日本数学会出版賞の授賞候補推薦について(推薦書提出締切:2010年9月3日(金)(必着)
受賞者リスト
第6回受賞者リスト(2010年度)
- 室井和男著「バビロニアの数学」
- 古代バビロニアの数学史についての、国際的に見ても高い水準にあるすぐれた研究成果を、 一般読者にも読みやすい文章で著し発表した。
- 受賞者の言葉(「数学通信」15巻2号)
- NHKスペシャル「100年の難問はなぜ解けたのか 天才数学者〜失踪の謎〜」取材班及び春日真人ディレクター
- ポアンカレ予想解決に立ち向かう数学者群像を描いたドキュメンタリー番組で数学研究の内面に迫り、 テレビメディアと活字を通じて数学の魅力と研究者の情熱に触れる好機を多くの人に与えた。
- 受賞者の言葉(「数学通信」15巻2号)
- 東北大学附属図書館「東北大学和算ポータル」
- 東北大学が所蔵している和算関係資料は日本有数のものであり、それらを電子化し全文画像をウェッブ上に公開する ことで資料に親しむ機会を提供するとともに、和算の研究に大きく貢献している。
- 受賞者の言葉(「数学通信」15巻2号)
第5回受賞者リスト(2009年度)
- 株式会社早川書房刊「数理を愉しむシリーズ」
- 早川書房はポピュラーサイエンスのジャンルで、数多くの 数学書の中から新旧の良書を選んで出版し、とくに本文庫シリーズは、 社会に広く親しみやすい形で数理科学の社会普及に大きな貢献をした。
- 受賞者の言葉(「数学通信」14巻3号)
- 高瀬正仁
- オイラー、ガウス、ルジャンドルなどによる古典的著作の 優れた翻訳をはじめとした数々の執筆活動を通して、数学文化の 普及に大きな貢献をした。
- 受賞者の言葉(「数学通信」14巻3号)
- 株式会社筑摩書房刊「ちくま学芸文庫 Math & Science」
- 本学芸文庫は数理科学の動機付け、あるいは根底に横たわ る思想に関する良書を数多く出版し、本格的な数理科学の普及に大きな貢献をした。
- 受賞者の言葉(「数学通信」14巻3号)
第4回受賞者リスト(2008年度)
- 大竹 進
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永年にわたり,東京図書の編集者として、また退社後は大竹出版を設
立し、ロシア語の優れ数学書の翻訳出版にたずさわり,日本における数学の進展に
大きく寄与した。
受賞者の言葉(「数学通信」13巻2号) - 山内恭彦・杉浦光夫著「連続群論入門」
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本書はリー群の表現論の入門書として歴史的な役割を果たした。
行列より始めて、リー群の表現や球関数に至る高度な内容を丁寧に解説し、数学
だけでなく物理学を学ぶ読者からも高い評価を得ている。
杉浦光夫さんの受賞お祝いのことば(斎藤正彦、「数学通信」13巻2号) - 北野 武
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番組「たけしのコマネチ大学数学科」など社会に広範な影響を与る
テレビメディアを通じ、数学の魅力や美しさを娯楽性を兼ね備えた形でわかりやす
く伝え、数学の普及に貢献した。
受賞者の言葉(「数学通信」13巻2号)
第3回受賞者リスト(2007年度)
- 青木薫
- サイモン・シン著「フェルマーの最終定理」,ジョージ・G・スピーロ著「ケプラ予想」等,幅広い層に数学への興味を抱かせる本を翻訳して,数学の普及に大きく貢献している.
受賞者の言葉(「数学通信」12巻2号) - 荒井秀男
- 長年にわたって岩波書店の数学分野の企画・編集に携わり,岩波講座「基礎数学をはじめ,入門書から専門書まで多くの優れた数学書を世に送り出し,日本の数学の発展に大きく貢献した.
受賞者の言葉(「数学通信」12巻2号) - 小林昭七・野水克己著「Foundations of Differential Geometry, I, II 」
- 本書は邦人が著わした世界的名著のひとつである.「接続」の概念を中心に据えることによって微分幾何の面目を一新し,純粋数学のみならず,理論物理学など数学外の諸分野にも多大の影響を与えた.
受賞者の言葉 (小林昭七)・ (野水克己)(「数学通信」12巻2号) - 奈良女子大学附属図書館「岡潔文庫」
- 数学者岡潔博士の公表論文から日記や色紙に至るまでも電子化し,数学の研究や発見についての興味深い内容をウェッブ上に公開,岡潔博士の全貌に迫る一般向けにも魅力あふれた表現構成をなす優れた文庫である.
受賞者の言葉(「数学通信」12巻2号) - 野崎昭弘
- ユーモアあふれる,明晰な文章で著された多彩な著書により,数学者を含む多数の読者を魅了した.特に大人でさえ楽しめる「赤いぼうし」や「πの話」など青少年向けの啓蒙書は特筆に価する.
受賞者の言葉(「数学通信」12巻2号)
第2回受賞者リスト(2006年度)
- 齋藤正彦著「線型代数入門」
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本書は、幾何的な理解を重視し、解析的側面にも配慮のなされた、バランスの良い線型代数の教科書として、1966 年の初版以来、大学における数学教育に大きな寄与をもたらした。
受賞者の言葉(「数学通信」11巻2号) - 株式会社サイエンス社刊「数理科学」
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本誌は、1963 年7 月の創刊以来、数学および数学と関連する諸分野に関する解説記事を載せ、純粋数学と応用数学の啓蒙に貢献し、日本における数学とその関連分野の進展に大きく寄与した。
受賞者の言葉(「数学通信」11巻2号) - 佐武一郎著「線型代数学」
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本書は、1958 年の初版以来、線形代数学の教科書としての標準を確立し、我が国の大学・理工系における数学教育の水準の向上に著しく貢献した。
受賞者の言葉(「数学通信」11巻2号) - 株式会社日本評論社刊「数学セミナー」
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本誌は、1962 年4 月の創刊以来、数学に関する分かりやすく工夫された解説記事を掲載し、高校生から社会人まで広く数学の魅力を伝えてきた。それによって、多数の数学愛好者を養成し、日本の数学の発展に幅広く貢献した。
受賞者の言葉(「数学通信」11巻2号) - 安野光雅
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自由な発想の画集やエッセイを通して、数学の考え方や不思議さを広く紹介し、さらに大人の鑑賞にもたえる幼児向けの教育的な数学の絵本を通して、数学の啓蒙活動に大きく貢献した。
受賞者の言葉(「数学通信」11巻2号) - 鳴海風
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著書「円周率を計算した男」,「算聖伝-関孝和の生涯」等の優れた和算家を題材とした歴史小説により、数学の魅力を多くの読者に巧みに伝え、数学の普及に大きく貢献した。
受賞者の言葉(「数学通信」11巻2号)
第1回受賞者リスト(2005年度)
- 楠葉隆徳、林隆夫、矢野道雄
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これまであまり詳しく知られていなかった内容を、初心者にも配慮しつつ高度の専門書「インド数学研究」で紹介し、数学の研究・教育・普及に大きく貢献されました。
受賞者の言葉 (楠葉隆徳)(「数学通信」10巻3号) ・ (林隆夫)(「数学通信」10巻2号) ・ (矢野道雄)(「数学通信」10巻2号) - 岡部恒治、戸瀬信之、西村和雄
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学力低下に関して著書「分数ができない大学生」により極めて効果的に問題提起し、数学教育を巡る議論の発展に大きく貢献されました。
受賞者の言葉 (西村和雄、「数学通信」10巻2号) - 志賀浩二
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数多くの数学啓発書の執筆および編集により数学の研究・教育・普及に大きく貢献されました。
受賞者の言葉 (「数学通信」10巻2号) - 亀井哲治郎
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編集者として、数学の面白さを伝えることにより数学の裾野を広げ、また数学の最前線を一般に判り易く紹介し、数学の研究・教育・普及に大きく貢献されました。
受賞者の言葉 (「数学通信」10巻2号) - 小川洋子
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著書「博士の愛した数式」により数学の魅力を判り易く紹介し、数学の普及に大きく貢献されました。
受賞者の言葉 (「数学通信」10巻2号)