日本数学会

男女共同参画社会ワーキンググループ

「男女共同参画関連ニュース」

(「数学通信」第8巻第2号2003年8月)


1. アンケート実施のお知らせ

数学通信第7巻第4号でお知らせしましたように、 17の理系学術団体が「男女共同参画学協会連絡会」を 発足させ、参加団体全員に共通の大規模アンケート 科学技術系専門職の男女共同参画実態調査 を実施すること にしました。このアンケートの詳細につきましては、以下をご覧下さい。

日本数学会では、この機会を利用して上記アンケートに加え 数学会会員の現状に関するアンケート を同時に実施いたします。 「男女共同参画実態調査」の回答は、他の参加学会の回答と共に集計され ます。一方、「数学会会員の現状に関するアンケート」の 回答は、「男女共同参画実態調査」の回答部分とあわせて数学会だけで 集計いたします。この集計結果は、現在の数学会会員の状況を 把握するための貴重なデータとなり、男性女性問わず 研究者全般の研究環境改善に役立つものと 考えています。是非、多くの方たちにご回答いただきたいと 思います。

尚、アンケートの結果は学会員の皆様に広く公表いたします。

◆◆◆科学技術系専門職の男女共同参画実態調査◆◆◆
男女共同参画学協会連絡会は昨年10月に結成され、 理工系学協会の連携に より男女共同参画をすすめるための活動をしています。本アンケートは、 文部科学省生涯学習政策局の委託のもとに、参加学協会の会員を対象として、 科学技術系専門職の方々の男女共同参画に関する調査をおこなうことが 目的です。さまざまな専門分野の技術者・研究者の方々の実態や意識に 関するデータは、各学協会の男女共同参画をすすめ、行政施策への提言を するための重要な基礎データとなります。結果は統計資料として連絡会 の提言とともに公表いたします。みなさまのご協力をお願いいたします。
なお、本アンケートは科学技術研究者のおかれている 現状を把握するための ものであり、個人の特定は一切いたしません。また、目的外の使用も いたしません。
男女共同参画学協会連絡会委員長 小舘 香椎子
◇正式加盟学会(2003年7月10日現在)
応用物理学会会長後藤俊夫 化学工学会会長渡辺英二
高分子学会会長遠藤 剛日本宇宙生物科学会会長浅島 誠
日本化学会会長 瀬谷 博道日本原子力学会会長齋藤 伸三
日本植物生理学会会長佐藤 公行日本数学会会長森田 康夫
日本生化学会会長村松 喬日本生物物理学会会長柳田 敏雄
日本蛋白質科学会会長三浦 謹一郎日本生理学会会長金子 章道
日本天文学会会長松田 卓也日本動物学会会長浅島 誠
日本比較内分泌学会会長菊山 榮日本物理学会会長北原 和夫
日本分子生物学会会長山本 正幸日本女性科学者の会会長佐々木 政子
日本発生生物学会会長浅島 誠日本細胞生物学会会長永田 和宏
◇アンケート協力オブザーバ加盟学会(2003年7月10日現在)
映像情報メディア学会会長中村 慶久地盤工学会会長足立 紀尚
電気化学会会長藤嶋 昭電子情報通信学会会長伊賀 健一
日本応用磁気学会会長荒井 賢一情報処理学会会長益田 隆司
◆◆◆◆◆◆◆

2. 「男女共同参画学協会連絡会1周年記念行事」

上記連絡会の発足1周年を記念して、「男女共同参画学協会連絡会1周年 記念行事」が以下のように催されます。 詳しくは、日本化学会 Web ページ内の http://www.chemistry.or.jp/danjyo/ をご覧ください。
テーマ :
男女が共に活きる社会へ
日時 :2003年10月7日(火)
10時30分ー12時(分科会)
13時30分ー17時20分(全体会)
場所 :
日本化学会7階ホール(全体会)、6階会議室(分科会)
東京都千代田区神田駿河台1−5
申込先 :
社団法人、日本化学会 男女共同参画係(Tel: 03-3292-6161)

3. 年会における保育サービスについて

先の数学通信(2003年5月)でお知らせしましたように、春秋の年会 における保育室には利用者があると判断し、設置に向けて検討を始めました。 しかし何分急に決まりましたので、この秋の年会(於千葉大学)では会場内での 設置が間に合いませんでした。その代わりに、会場付近にあり、千葉市民以外の 子供も一時保育している保育室をご紹介いたします(実地検分済み)。

4. 2003年秋期総合分科会において 「男女共同参画に関する懇談会」を開催

今回で2度目の開催です。男女共同参画に向けての取り組みは、現在社会全体で 少しずつ進んでいます。男女が共に活き活きと生きられるように、という 目標はすべての人が共有できても、では具体的に何をどうすればよいか、 というところになると、考え方はさまざまあり、しかもそれらが全く 相反していることもあります。この懇談会では、いろいろ疑問に思っている こと、またはこうしたら良いのでは、といったご意見等、ざっくばらんに お話できたらと思います。前回ご参加頂けなかった方も、お友達をお誘いの上 是非ご参加ください。尚、日時・会場につきましては本誌内の年会プログラムをご覧ください。

(文責:担当理事 織田孝幸)


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最終更新日: 26 May 2004