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国立科学博物館における菊地大麓先生・高木貞治先生・小平邦彦先生のレリーフ

2009年10月26日、国立科学博物館において菊地大麓先生・高木貞治先生・小平邦彦先生のレリーフが設置されました。国立科学博物館では、江戸時代以降に活躍し科学技術の発展に寄与した我が国の科学者・技術者(物故者)について、その果たした役割、研究成果を紹介する展覧会を開催し、そこで紹介した科学者・技術者の功績を永く称えるために、肖像を製作し展示しています。2008 年11月22日から2009 年1月12日まで、日本の科学者技術者展第7回として開催されました「関孝和三百年祭記念 数学 日本のパイオニアたち」が大成功を収め、このたびそこで紹介されました三先生の肖像が展示されることになりました。

レリーフの設置場所は、地球館中2階で、明日10月27日から正式に公開されます。


右はし上が三先生のレリーフです

レリーフ設置に尽力された本会の真島秀行理事

菊地大麓先生・高木貞治先生・小平邦彦先生の紹介

菊地 大麓
近代日本において洋算教育を普及させた数学者。英国留学を経て、東京帝国大学に数学科を創設。東京・京都の帝国大学総長、文部大臣、理化学研究所初代所長等を歴任し、数学の普及に努めるとともに研究環境の整備に力を注いだ。また、和算の保護にも尽力した。
高木 貞治
代数的整数論の分野で類体論を確立し、「クロネッカーの青春の夢」を完全に肯定的に解決し大きな反響を得た。1936年の第一回フィールズ賞選考委員に選任された当時の世界有数の数学者。日本の数学の発展に大きな影響を与えた。1940年文化勲章受章。
日本数学会では、高木貞治先生の没後50年にあたる2009年度に、高木貞治50年祭記念事業を行うことになっている。
小平 邦彦
複素多様体に関する研究で多くの業績をあげた国際的な数学者。森羅万象の根底に数学的現象の世界が実在している、と説いた。1954年数学のノーベル賞といわれるフィールズ賞を調和積分の研究への貢献により日本人としては初めて受賞。1957年文化勲章を受章した。