日本数学会

　毎年、春と秋に日本数学会は大会を開きます。約1500名の数学者が集い、研究の発表と討論を行い、日本数学会賞春季賞、同秋季賞、同建部賢弘賞、関孝和賞、出版賞などの受賞者の発表や授賞式が行われます。

　大会の際には、市民を対象とする、数学の啓蒙的講演会「市民講演会」や、数学と数学教育の役割について意見を交換する「シンポジウム」が開かれます。

　日本数学会は、国際交流や国際研究集会の活動を行っています。　このような活動の一環として、第一線の国外の研究者を招いて日本数学会国際研究集会（MSJ-IRI）を2006年まで年1回開催しました。2008年からは、これを拡張して発展的に引き継ぎ、日本数学会季期研究所（MSJ-SI）を開催する予定にしています。

　また、アジアの中の日本という視点から、アジア諸国の数学者との関係を重視し、積極的な交流を推進しています。

第15回MSJ-IRI集合写真（2006年7月26日）
『第15回MSJ-IRI「差分方程式とその応用」
2006年7月24日〜28日
（京都大学百周年記念時計台記念館）』